土地の「地番」をお伝えいただいたうえで、その土地・建物の現状がどうなっているかをお知らせください。お知らせいただきましたら、「不動産価格査定報告書」を作成いたします。売却の場合は売却価格を把握し、有効活用が可能であれば最適な土地有効活用の提案書を作成。もし、ローンが可能であれば事前にお教えください。

不動産や土地を現金化する場合には売却を検討してみましょう。売却のほかにも、「買取」という選択肢もあります。その場合、仲介手数料は不要です。また、不動産を一戸建て賃貸にする場合、リフォーム費用が必要となります。賃料査定も当社で対応しますので、安心してご相談ください。

「家族信託」とは、老後や介護のときに備えて不動産や預貯金などを信頼できる家族に託す財産管理の方法です。この家族信託において、2004年（平成16年）12月に「改正信託業法」が施行されました。信託銀行に財産管理を任せて、運用を行ってもらうのとは異なり、家族間での利用が想定されているため、財産管理における報酬は発生しません。元気なうちに家族信託を行うことで、もし認知症になったとしても柔軟な資産運用を行うことができます。

財産が多い方は、事前にすべての財産を洗い出し、相続人を予定して予定納税額を一覧表にしましょう。特に、マンションや土地を所有している方は、ROA分析（総資産利益率）を利用して、それぞれの土地や建物の価値を算定することから始めます。ROA分析をしたあとは、保有する物件、有効活用する物件、売却する物件に分類します。相続人のそれぞれの希望や「叶えたい姿」を考え、希望ある未来を見つけていきましょう。

立地のいい土地であれば、その土地に賃貸アパートや一戸建て住宅、賃貸マンション、店舗などを建てて、借り入れを行うことで節税になる場合があります。それとは逆に、立地の悪い物件は、売却をして立地のいい資産へと組み換えするのも一つの方法です。物件によっても異なるため、慎重に検討したうえで考えていきましょう。